■ ID | 415 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 比抵抗モニタリングによる廃棄物層の性状変化把握の有効性について |
■ 著者 | 香村一夫
千葉県環境研究センター 原雄 千葉県環境研究センター Bulent Inanc (独)国立環境研究所 石垣智基 (独)国立環境研究所 遠藤和人 (独)国立環境研究所 山田正人 (独)国立環境研究所 井上雄三 (独)国立環境研究所 長森正尚 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第15回廃棄物学会研究発表会、平成16年11月19日 |
■ 抄録・要旨 | 廃棄物層内部の透水性は一様でないため、廃棄物層断面の性状の違いを判断する手法として比抵抗探査の適用を開発してきた。また、比抵抗分布の時系列調査は、廃棄物層の性状変化を知る手段となりうる。そこで、3つの安定化促進実験槽について比抵抗探査を同一測線で3回実施し、測定断面の比抵抗値の変化を追跡するとともに、保有水質の時系列変化を観測した。
3つのセルにおける保有水質変化から、埋立廃棄物からイオン類が洗い出され、時系列で保有水中の濃度が減少していた。他方、浸出水循環セル及び対照セルでは、比抵抗分布が時間経過に伴い高比抵抗側に移行しており、保有水の水質変化と同じ傾向を示した。しかし、強制通気セルでは、各断面の比抵抗分布に大きな変化がなかった。層内温度が実験期間を通じて高かったことから、層内温度と比抵抗との関係について検討が必要である。 |
■ キーワード | 比抵抗モニタリング、電気伝導度、保有水、廃棄物、安定化 |
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